戸建賃貸・戸建貸家のデメリット

戸建賃貸もいいことばかりではありません。デメリットありますので、注意が必要です。

 



1.メンテナンス費用がアパートに比べて高くなる

アパートと戸建賃貸と比べた場合、大きく違うことは外壁の面積です。

アパートやマンションの場合、隣の住居と接していることから外壁の面積が小さくなります。

外壁が小さくなれば、塗装修繕費用も少なくなります。

 

下の絵のように、戸建賃貸が5棟の場合でも20面あるのに対し、アパートなどの集合住宅の場合には11面になることからも、よく分かると思います。

ただし、マンションなどは高層になることから別途で費用がかかることがあります。

さらに、庭の面積も多くなることから、草むしりや木の剪定などの維持管理コストがかかります。

2.空室時のリスクヘッジができない

戸建賃貸の場合には、アパートに比べ賃貸できる戸数が少なくなります。

理由は、戸建賃貸の1戸あたりの貸室面積が大きくなることと、庭などの確保のため建築面積が小さくなります。

上の絵のように、同じ土地面積であっても賃貸できる戸数が少なくなるのがわかると思います。


賃貸戸数の減ることで、4棟の入居率は0%、25%、50%、75%、100%のどれかになります。

借入で建築している場合には、入居率が50%になると返済できなくなる可能性も高くなります。

アパートのように貸室数が多くありませんので、その分、空室時のリスクは高くなります。

3.広大地評価が使えない

4.投資額が少ない分、リターンも少ない

戸建賃貸の未来予想

私ども土屋税務会計事務所は、今後、戸建賃貸・戸建貸家は増える傾向にあると考えています。


今は戸建賃貸の戸数が少ないので借り手はあると思いますが、10年後に供給過剰のようなことがあれば、似たような戸建賃貸では競争力がなく、借り手は付きづらくなるでしょう。

 

私どもは、各社の担当者とお話させて頂き、各社の強みを把握しております。

低価格で似たような戸建賃貸でも良いエリアもあれば、デザインが問われるエリアや、ガレージ付きが良いエリアなど、それぞれの土地にあった戸建賃貸・戸建貸家があります。

ご相談いただければ、お客様に合う建築メーカーが見つかるはずです。

お気軽に私どもにご相談ください。