なぜ戸建賃貸は家賃が高いのか
なぜ戸建賃貸は家賃が下がりにくいのか
需要が多い
国土交通省の「土地問題に関する国民の意識調査」によると、「望ましい住宅形態」は全国平均で84.4%が戸建て派、6.3%がマンション派という結果がでています。
また、ペットが飼いたい、ガーデニングがしたいなどで“庭”が欲しい、さらに小さな子供がいるので、上下や隣などへの騒音が気になる家族層に需要が多い要因です。
供給が少ない
インターネット物件情報サイトに募集されている賃貸住宅の割合で、戸建賃貸の供給は、全体のわずか6%にすぎず、供給さ れている戸建物件のほとんどは、転勤や利用しなくなった物件であり、賃貸用に建てられているものはほとんどないのが実情です。
戸建賃貸はほとんが木造で、軽量鉄骨に比べ耐用年数が短いという弱点があります。
しかし軽量鉄骨に比べて建設費の安さと高家賃設定で、高利回りが確保され、早期に資金を回収できることから、その弱点も克服していると言ってよいでしょう。実際には土地をお持ちであれば、利回りが10%を超えることがほとんどのようです。